その部屋で私は星を感じた
オリヴィア・ビー写真展
ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、フェスティバルのオープニングとして、KYOTOGRAPHIE 京都 国際写真祭と共同で、アメリカ人写真家オリヴィア・ビーの作品を紹介します。
2024年10月4日から11月16日まで、ダンスリフレクションズby ヴァンクリーフ&アーペルは、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭と共同で、アメリカ人写真家オリヴィア・ビーの作品を紹介します。「その部屋で私は星を感じた」展は、京都と埼玉で開催されるダンスリフレクションズby ヴァンクリーフ&アーペルフェスティバルの一環として行われる写真展です。ダンスリフレクションズが指針とする3つの価値観―― 創造、継承、教育―― に基づくダンスフェスティバルの最初の数年間を通して撮影が行われ、本写真展が実現しました。フェスティバルでは数週間にわたり、国際的なモダンダンスとコンテンポラリーダンスの振付作品、その歴史と文化を展望できるパフォーマンスが展開されます。さらに、アーティストが主導するワークショップでは、アマチュアかプロかを問わず一般の方々と作品を共有し、交流を促進しています。
この写真展は、ロンドン(2022年3月)、香港(2023年5月) 、ニューヨーク(2023年10月)で開催された初回から第3回までのフェスティバルで撮影されたアナログ写真をまとめたものです。オリヴィア・ビーはフェスティバルの期間中、舞台上でも舞台の外でも振付家とダンサーを追い続けました。その成果が、一瞬の動きと美しさを捉えたこれらの写真に映し出されています。今回、京都祇園のギャラリースペース、Asphode(アスフォデル)で披露されるプリントの数々は、鑑賞者がダンサーの日常に入り込んだように感じられる内装で展示されます。リハーサルホールからステージまで、世界各都市で3回にわたり行われたダンスリフレクションズby ヴァンクリーフ&アーペルフェスティバルの舞台裏を、どうぞお楽しみください。
アーティストについて
オリヴィア・ビー
写真家・映画監督のオリヴィア・ビーは、仕事のために世界中を旅しているとき以外は、米国オレゴン州西部のアンプクア・バレーにて60エーカーの農地を所有、家族とともに暮らしています。日常生活の魔法、人間と土地との本質的なつながり—— 彼女は、思い出(現実であれ想像であれ)の美しさがどのように感動をもたらすのかということに関心を抱いています。2016年、22歳のときにモノグラフ「Kids in Love」を発表し、写真文化のプラットフォームを担う非営利機関アパチュア・ファウンデーションから作品集を出版した最年少のアーティストとなりました。この作品は、ニューヨークのアパチュア・ファウンデーションとアニエス・ベーで開催された個展で展示されました。彼女の作品は、ダンジガー・ギャラリー、アパチュア・ファウンデーション、ワインスタイン・ギャラリー、ベルナル・エスパシオ・ギャラリー、ヴァン クリーフ&アーペルのグループ展でも展示されています。彼女は、「Forbes30 under 30」、「PDN 30 Under 30」、「Flickr 20 Under 20」を受賞するとともに、『Outside』誌での活動に対して米国旅行作家協会から特別賞を贈られています。
© ジョセフ・ヘーベル