公演

ボンビックス・モリ

オラ・マチェイェフスカ

© Martin Argyroglo

2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、日本で開催されるダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルの一環として、オラ・マチェイェフスカによる『ボンビックス・モリ』を上演します。

オラ・マチェイェフスカ振付の3人のダンサーが繰り広げる本作品は、ロイ・フラーが1892年に考案したサーペンタインダンスからインスピレーションを得て創作されました。マチェイェフスカは、この伝説的なダンスを、自らのうちにある矛盾とつかみどころのない性質に向き合わせています。タイトルの「ボンビックス・モリ」は、生存のために完全に人間に依存するようになった蚕を指しています。このパフォーマンスでは、ダンス、アーカイブ、技巧性が織り交ざり、万物が持つハイブリッドな性質についてのメタファーを生み出します。

ロイ・フラーは、型にとらわれることのない先駆的なダンサーであり、パフォーミングアーティストという呼称が生まれる以前から、それを体現する人物でした。西洋のダンス界にあって物議を醸す存在であった彼女は、たっぷりとしたシルクの布の下に身体を隠し、ダンスを特殊効果に溶け込ませて、火、水やそのほかの自然の動きを表現しました。フラーは、舞台で初めて電気照明を使用し、身体以外の動きを探求することで、演劇やダンスの世界に革新をもたらした人物です。また彼女は、オーギュスト・ロダン、リュミエール兄弟、アンリ・ソヴァージュ、マリー・スクウォドフスカ=キュリーといった傑出した人物たちとのコラボレーションをその作品の中で実現しています。
 

全クレジット

アーティストについて

オラ・マチェイェフスカ

 

2023年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、オラ・マチェイェフスカの作品『CYKLE』を支援します。

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