公演

Contre-nature

ラシッド・ウランダン

© Patrick Imbert

2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ラシッド・ウランダンによる『Contre-nature』の製作と上演を後援します。

ラシッド・ウランダンは、シャイヨー国立舞踊劇場の今回の新作内で、体の接触と地面を離れたダンスを組み合わせた空中での動きに関する探索を続けます。

この新作の中で振付家ラシッド・ウランダンは、何が動きの創造力を駆り立てるのかを強調することを狙い、空中での身振りの模索を続けます。彼の傍らには、シャイヨー国立舞踊劇場カンパニーからさまざまなスタイルや技術を持つ10人のパフォーマーが集まり、「空中や地面で平等に心地よさを感じていただくため、ある意味で多様なバックグラウンドを持つ人々が必要です。彼らのダンス、動き、呼吸のすべてが必要な要素であり、そのすべてを分かち合います」と振付家ラシッド・ウランダンは説明します。

さりげなく動くスタイルの10人の多彩なパフォーマーを集めたグループは、彼らの言語を融合し撚り合わせ、空中パフォーマンスやダンスが交錯する中で、新たな作品を一緒に生み出します。光によって浮かび上がる飾り気のない舞台では、霧の中で映像が映し出され、ラシッド・ウランダンは、子ども時代や年老いていくことを思い出させます。過ぎてしまった時間や喪失を想起させる要素をとおして、彼は「どのように歩み続けるのか、既にいなくなってしまった人々からの影響や、私たちに付きまとう幽霊」を想像します。

全クレジット

アーティストについて

ラシッド・ウランダン

2025年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ロンドンで開催されるダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルの一環として、サドラーズ・ウェルズとのコラボレーションにより、ジュネーブ大劇場バレエ団が演じるラシッド・ウランダン作『Outsider』を上演します。 

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