DRUMMING XXL
ANNE TERESA DE KEERSMAEKER
2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、パリ国立高等音楽・舞踊学校を支援し、CNSMDP、P.A.R.T.S.スクール、エコール・デ・サーブルのダンサーたちによる『Drumming XXL』を後援します。このイベントはMC93で、その後ラ・ヴィレット公園内のラ・グランド・アールの中庭で開催されます。
『Drumming』は1998年8月、スティーヴ・ライヒが作曲した曲に合わせて作られました。音楽の抗しがたいリズムがダンサーたちを突き動かし、一見複雑に見えるものの、驚くほどシンプルな振付が披露されます。音楽同様、ダンスもひとつの動きのフレーズから始まります。その後、反転させたり、スピードアップしたり、スローダウンしたりすることで、数え切れないほどの組み合わせ、バリエーション、トランスフォーメーションを通して、丸1時間、徹底的かつ執拗にダンスが探求されます。
2019年からパリ国立高等音楽・舞踊学校が開始した大型プロジェクトの伝統を受け継ぐ『Drumming XXL』には、セネガルのトゥバブ・ディアローにジェルメーヌ・アコニーが設立した伝説のダンススクール「エコール・デ・サーブル」、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルが設立したP.A.R.T.S.スクール、さらにパリ国立高等音楽・舞踊学校から総勢70名のアーティストが集結しています。
こうした出身学校も経歴も異なるダンサーたちが今回、オリジナル振付の『Drumming』の新バージョンに取り組んだのです。彼らは、オリジナルの振付に自分なりのタッチを添えたり、デュオやトリオで踊ったり、オリジナルのルーティンの基礎となるパターンを使って新しい振付を考えたりすることで、オリジナルの振付のさまざまな部分を再構築しました。
写真:©Herman Sorgeloos
アーティストについて
アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、振付家アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの最新作『Il Cimento dell’Armonia e dell’Inventione』の制作とこの作品を上演する複数の施設を後援しています。