アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
振付師
ベルギー
2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、振付家アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの最新作『Il Cimento dell’Armonia e dell’Inventione』の制作とこの作品を上演する複数の施設を後援しています。
ブリュッセルのムドラ・スクールとニューヨークのティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツで学んだ後、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル (1960年生まれ) は、1980年、最初の振付作品『Asch』を創作します。その2年後、スティーヴ・ライヒの音楽に合わせた『Fase, Four Movements to the Music of Steve Reich』を初演。ドゥ・ケースマイケルは、1983年、作品『Rosas danst Rosas』制作のかたわら、ブリュッセルにダンスカンパニー「ローザス (Rosas)」を設立します。
こうした画期的な作品以降、彼女の振付は、ダンスと音楽との関係性を厳格かつ多角的に探ることをベースにするようになります。ローザスでは、古楽から現代音楽、ポピュラーな表現まで、さまざまな時代の音楽構造や楽譜に関わる幅広い作品を創作してきました。彼女の振付はまた、幾何学、数値パターン、自然界、社会構造から形式原理を導き出し、空間と時間における身体のアーティキュレーションに独自の視点をもたらしています。1995年、ドゥ・ケースマイケルは、モネ劇場と共同でブリュッセルにP.A.R.T.S. (パフォーミング・アーツ・リサーチ&トレーニング・スタジオ) を設立しています。
写真:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル ©Johan Jacobs
ECLAIRAGES
ショー
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DRUMMING XXL
ANNE TERESA DE KEERSMAEKER公演
2024年6月5日 - 8日 2024年6月9日
後援 ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル