ティノ・セーガル
ティノ・セーガル
英国

ティノ・セーガルは、1976年にロンドンで生まれ、現在はベルリンを拠点に活動するなかで、"constructed situations"と呼ばれるインスタレーションを制作しています。ベルリンで政治経済を学び、ドイツのエッセンにあるフォルクヴァンク芸術大学でダンスを学びました。セーガルは、人間の身体、声、社会的相互作用のみを使って構成された作品で知られています。彼の芸術活動は、社会的な出会いの一瞬のジェスチャーや繊細さに焦点を当て、物質的な対象ではなく、参加と開かれた交換を価値の主題としています。これまでに、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク、2010年)、テート・モダン(ロンドン、2012年)、アムステルダム市立美術館(2015年)、パレ・ド・トーキョー(パリ、2016年)、小田原文化財団(2019年)、ブレナム宮殿(オックスフォード、2021年)などにおいて、個展が開催されています。
写真:© Ornella De Carlo, Courtesy MAMbo – Museo d’Arte Moderna di Bologna
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