Age of Content

(ラ)オルド
with マルセイユ国立バレエ団

公演 Book
舞台上での(ラ)オルドのダンサーたち © Alexandra Polina
2025年5月29日 - 2025年6月7日 Partner パリ市立劇場
コレクティブ
(ラ)オルド
上演時間
75分
制作
マルセイユ国立バレエ団

2025年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ロンドンで開催されるダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルの一環として、サドラーズ・ウェルズとのコラボレーションにより、(ラ)オルド作『Age of Content』を上演します。フェスティバルは、2025年5月と6月にこの作品を上演するパリ市立劇場も支援しています。

アバターがよりリアルになり、写真フィルターもよりなめらかになっていくことにより、現実の身体と仮想の身体との境界がどんどんと曖昧になっています。(ラ)オルドは、このグレーゾーンを新たな領域として、重要な探求の対象にしています。地下壕から工業用倉庫、断崖絶壁の風景まで、さまざまな要素を借用した神秘的な世界に迷い込むと、私たちは誰でも、自分自身の別の可能性と向き合うことになります。この壮大な舞台デザインの中心には、そこに住む人々の精神と身体の状態を憂鬱に物語るものがあり、そこには、最高のアクション映画にふさわしい戦いの場面があります。この機械の欠陥を出発点として、(ラ)オルドはマルセイユ国立バレエ団のためのこの新作を通じて、私たちのバーチャルな生活とリアルな生活との絡み合いを追求しています。なぜなら、コンテンツや過剰なほどの情報があふれるこの時代においては、境界線は見た目よりも曖昧だからです。

インターネットの持つ、気を散らす、蓄積する、コラージュするといった美的な側面に着目し、ビデオゲーム『グランド・セフト・オート』(GTA)のキャラクターの奇妙な親しみやすさからTikTokのダンスマッシュアップへと移行することで、このグループは、批評的な距離を取るためのツールとして振付芸術を用いています。そして、境界を押し広げ、呪文を解くことができる空間としての舞台の力を、これまで以上に強調しているのです。

コレクティブについて

Portrait of (LA)HORDE © Olivier Metzger

(ラ)オルド

2025年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ロンドンで開催されるダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルの一環として、サドラーズ・ウェルズとのコラボレーションにより、(ラ)オルド with マルセイユ国立バレエ団の『Age of Content』を上演します。ダンス リフレクションズは、ルーヴル美術館で開催されている『Figures of the fool - From the Middle Ages to the Romantics』展のクロージングイベントとして発表される、このコレクティブによる新作の制作も支援しています。 

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