香港
2023年5月5日 - 21日

2023年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルと、フレンチ・メイ・アート・フェスティバルは、ダンスフェスティバルを開催します。
2022年3月のロンドンでの開催後、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルが、私たちの忠実なパートナー、フレンチ・メイ・アート・フェスティバルとのコラボレーションにより、今年初めて香港で行われます。3週間にわたる特別な週末には、一流の団体による斬新なプログラムが繰り広げられます。世界的に有名な7人のアーティストたちが参加することで、振付芸術の豊かさを裏付けています。
舞台のために制作されたパフォーマンスから、公共スペースのためにデザインされた作品まで、このフェスティバルでは、すべての多様性の中で、動きの芸術に対する新たなビジョンを提示することを約束します。創作への支援に加えてダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、継承と教育の促進に力を注いでいます。アーティストとの出会いや、ダンサーやアマチュアなどすべての人々に開かれたワークショップなどが提供され、誰もがダンスの世界との関係を表現できるようにしています。
西九龍文化地区にあるパフォーマンスセンターFreespaceでは、アーティストのジゼル・ヴィエンヌが、音楽や映画、そしてもちろんダンスからも多くのインスピレーションを得た魅惑的な作品、『Crowd』を披露します。オラ・マチェイェフスカは、自身が行ったロイ・フラーの『サーペンタインダンス』(1892年)の研究から生まれた2つのショーを披露し、統制の歴史について考えるよう、観客に促します。アレッサンドロ・シャッローニは、イタリアのボローニャ地方の伝統的な舞踊をとおしてレパートリーの問題へ目を向け、その詳細は、振付のオープンワークショップでご覧いただけます。
一方、クリスチャン・リッツォが2つのプロジェクトを披露します。1つは、彼のレパートリーである『Sakinan göze çöp batar(過保護な目には必ず砂が入る)』。トルコ人ダンサーのケレム・ゲレベックによって、ギリシャ人振付師のカテリーナ・アンドレウと共に夜のプログラムで上演されます。またもう1つは、8人の現地アーティストを迎えて、香港演芸学院にて3週間の創作ワークショップが行われます。ノエ・スーリエの『Passages』や、ラシッド・ウランダンの『Les Traceurs』により、ダンスは都市景観を席巻し、香港の街とその堂々たる建築物との対話を始めています。このイベントは、ノエ・スーリエとアレッサンドロ・シャッローニにとって、ワークショップの開始をリードする機会にもなっています。
ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルは、ダンスを支援し、この芸術をできるだけ多くの人々に広めることへのコミットメントを示しています。振付芸術を祝うこの素晴らしい機会に貢献いただいたすべてのパートナーに対して、感謝を申し上げます。
セルジュ・ローラン
ヴァン クリーフ&アーペル ダンス&カルチャー プログラム ディレクター