ビル・T・ジョーンズ
振付家
米国

2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージックのシーズンプログラムの一環として、ビル・T・ジョーンズによる『Still/Here』の再演を支援します。
ビル・T・ジョーンズは多才なアーティスト、振付師、ダンサー、演出家、作家です。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校 (SUNY) でクラシックバレエとモダンダンスを学び、1982年にパートナーの故アーニー・ゼインとともにビル・T・ジョーンズ/アーニー・ゼイン カンパニー (当時の名前はビル・T・ジョーンズ/アーニー・ゼイン&カンパニー) を創立。このカンパニーで140以上の作品を制作しました。
2010年にフランス政府から芸術文化勲章 オフィシエを受章するなど大きな栄誉を受け、またイェール大学やジュリアード音楽院など米国の名門大学からも名誉博士号が授与されています。
1995年にパンテオン・ブックスより、回想録『Last Night on Earth』を出版。2010年には、著名アーティストが意欲的な若手アーティストを指導する様子を追うHBOのドキュメンタリーシリーズ『MASTERCLASS』に出演しました。
『Still/Here』の創作は、ビル・モイヤーズとデビッド・グルビンによるドキュメンタリー作品『Bill T. Jones: Still/Here with Bill Moyers』(1997年) のテーマとなっています。
ニューメディアやデジタルテクノロジーへの関心から、ポール・カイザー、シェリー・エシュカー、マーク・ダウニーのチーム (現在のOpenEnded Group) とのコラボレーションが生まれました。
現在はニューヨーク・ライブ・アーツの芸術監督を務めています。ニューヨーク・ライブ・アーツは、創作と発表、教育への新たなアプローチを通じて、米国のダンスや身体表現のアーティストを支援する体制の確立に取り組んでいます。