『DANCE PARC: A PLAYGROUND PROJECT』
ネモ・フルーレ
2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ゲニウス・ロキを支援し、メゾン・ベルナールを舞台にネモ・フルーレがその場で繰り広げる『DANCE PARC: A PLYGROUND PROJECT』と題されたパフォーマンス作品を後援します。
マリオン・ヴィニャルによる、ダンスとアンティ・ロヴァグの建築との前例のない対話に招待されたダンサー兼振付家のネモ・フルーレが、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルの支援を受け、移動型パフォーマンス『DANCE PARC: A PLYGROUND PROJECT』を考案しました。
この作品でネモは、パフォーマンスを行う会場という従来の制約にとらわれない振付への彼独自の研究を続けています。このコンテンポラリーダンスへのいざないは、人体からインスピレーションを得た建築形態とダンサーの動く身体との対話を発展させる機会として生まれました。このパフォーマンスでは、ダンサーがガイド、通訳、役者として空間内を案内するツアーへと観客を誘います (詳細は「概要」をご覧ください)。
ネモ・フルーレが描く振付の軌跡の中では、極限という考え方が、ジェスチャー、動き、空間のドラマトゥルギーを生み出すための重要な出発点となっています。『DANCE PARC: A PLYGROUND PROJECT』は、観客が、遊び場へと姿を変えた建築物のディテールを身体で受け入れ、横切り、対抗することで、メゾン・ベルナールのセンシュアルなフォルムを発見するよう導く視点を持ったダンスによる「かくれんぼ」を楽しむというものです。
振付師について
ネモ・フルーレ
2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ゲニウス・ロキを支援し、メゾン・ベルナールを舞台にネモ・フルーレがその場で繰り広げる『DANCE PARC: A PLYGROUND PROJECT』と題されたパフォーマンス作品を後援します。
キュレーターについて
マリオン・ヴィニャル
キュレーター、コンサルタント、作家。コンテンポラリーアート&デザインの専門家であるヴィニャルは、エキシビション、コミッション、特別プロジェクトなどを通じて、国際的に活躍する若きクリエーターたちの活動をプロモートし、支援を行っています。
彼女は、文学と美術史の学位を持ち、デザイン史、インテリアデザイン、嗅覚芸術に関して何冊もの著作がある作家でもあります。また、2015年にパリに彼女がオープンさせた芸術コンサルタントスタジオ「ida M.」の代表であるとともに、体験型エキシビション プログラムを展開する「ゲニウス・ロキ」協会の創設者でもあります。2021年のギャルシュでのゲニウス・ロキの『L'Ange Volant, Gio Ponti』展、2022年のパリでの『L’Appartement d’Auguste Perret』展、2023年10月のパリでの『Benoît Maire at the Ozenfant House』展のキュレーションを担当。
写真:メゾン・ベルナールでのマリオン・ヴィニャル ©Damian Noszkowicz