CORPS EXTRÊMES-身体の極限で

ラシッド・ウランダン / シャイヨー国立舞踊劇場カンパニー

Workshop
Workshop -Corps extrêmes © Pascale Cholette

2024年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、継承と教育への取り組みを追求し続け、彩の国さいたま芸術劇場(SAITAMA ARTS THEATER)およびロームシアター京都(ROHM Theatre Kyoto)と共同で、ラシッド・ウランダンの作品に関するワークショップを日本で開催されるダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルの一環として企画しています。

ラシッド・ウランダン構想の「Corps extrêmes―身体の極限で」は、芸術とスポーツの間にある特権的なつながりを考察しています。このふたつを組み合わせたワークショップでは、パフォーマンス、超絶技巧、肉体的・精神的プレパレーション、競争、回復力、限界の突破――すなわち、動きを通じて人生を謳歌するというアイデアを探求します。

彩の国さいたま芸術劇場(大稽古場)
10月27日 / 午後5時30分
ロームシアター京都(ノースホール)
10月29日 / 午後6時

「Corps extrêmes―身体の極限で」の2人のアクロバット、マキシム・セゲールとタミラ・ドゥ・ナイヤールが指導するアクロバットダンスのワークショップで、空中舞踊の美しさを発見してください。アクロバットダンスを通して、他者との信頼や関係性の概念を探ります。このワークショップは、さまざまな経験レベルのダンサーを対象とし、ハンド・トゥ・ハンドによるアクロバティックなリフトの基本とともに、参加者に無重力や宙吊りの状態を体験してもらうことに重点を置いています。希望に応じて、しなやかさや軽快さを追求しながら、担ぎ手または飛び手の感覚を発見していきましょう。
 

 

ロームシアター京都(ノースホール)
10月30日 / 午後6時

ラシッド・ウランダンの振付アシスタントであるアニー・ハナウアーが 指導するこのコンテンポラリーダンス・ワークショップでは、地上と空中をつなぐ振付を通して空を飛ぶ感覚を体験します。ほかの参加者と密接に協力し合い、動きを形作っていきます。自身を解き放つことで、ダンスを通して重力を探求する方法を学び、無重力の感覚を獲得し、自分の身体能力を探ります。グループで協力し、触覚と平衡感覚を駆使 しながら、自身をつながりのある有機体へと変えていきます。感覚と知覚を目覚めさせ、自分の身体の中に存在することで、いずれは完全に自信をもって、一緒に動くことができるようになるでしょう。 

 

アーティストについて

Portrait of Rachid Ouramdane

ラシッド・ウランダン

2024年、「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」は、ラシッド・ウランダンの最新振付作品『Outsider(アウトサイダー)』と『Contre-nature(コントル・ナチュール)』の創作、および上演を支援します。

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