クリスチャン・リゾー

振付師
フランス

Portrait of Christian Rizzo

2025年、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペルは、ロンドンで開催されるダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル フェスティバルの一環として、サドラーズ・ウェルズとのコラボレーションにより、クリスチャン・リゾー作『Sakinan göze çöp batar(過保護な目にはいつも砂が入る)』を上演します。

クリスチャン・リゾーは、トゥールーズでアーティストとしてデビューしました。彼はこの地でロックグループを結成し、ファッションブランドを立ち上げた後、ニースのヴィラアルソンでファインアートを学びます。1990年代、予期せぬキャリアの転換期が彼に訪れ、ヨーロッパ中で数多くのコンテンポラリーな振付を行います。時にはその作品のサウンドトラックの考案や衣装デザインをも手掛けました。 

1996年には、オペラ、ファッション、ファインアートの団体から依頼されたプロジェクトのかたわら、パフォーマンス、インスタレーション、ソロダンスやグループダンスを創作するためのプラットフォーム、l’association fragileを創設。以来、彼の教育に関する活動に加えて、約40の制作が形になっています。クリスチャン・リゾーは、コンテンポラリーダンス専門の組織だけでなく、フランス国内外のアートスクールでも定期的に教えています。2015年には、モンペリエ=オクシタニー国立振付センターを率いることになりました。 

クリスチャン・リゾーは、振付家、ビジュアルアーティスト、またキュレーターとして、空間と人間の身体との間にある順応性と緊張関係を表現することに、精力的に取り組んでいます。

写真: ©Mario Sinistaj

照明